噛みあわせのいい
入れ歯で毎日を楽しく
入れ歯の治療
入れ歯は作ったその日から快適に使えるわけではありません。患者さまご自身の身体の一部のようになるまで「リハビリ」をする必要があります。
それは高額な入れ歯でも、リーズナブルな入れ歯でも同じです。入れ歯にはいくつも種類があり、当院ではご要望に合わせた入れ歯をご提供いたしますが、どのような入れ歯でも、身体の一部のようになるまでしっかりとリハビリを行います。
リハビリで大切なことは、積極的に使って慣れていただくことです。慣れない限りは入れ歯がお口に合うことはなく、食事をうまく摂ることもできません。そして、しっかり使っていただいた後、当院で不具合を調整いたします。
入れ歯でお悩みではありませんか?
入れ歯を使っているうちに以下のようなお悩みはないですか?もしくは作る前にこんなことが不安だなと思っていらっしゃいませんでしょうか。
- かみ合わなくてつけていると痛い
- 付けた時に違和感をやや覚えます
- 留め具が見えているのが気になる
- 食事や会話がしづらい
- 入れると嘔吐反応が出てしまう
- 口から外れてしまう
当院の入れ歯の特徴
Point1入れ歯を得意とする歯科技工士が担当
入れ歯や詰め物・被せ物は、歯科技工士という専門家が製作します。同じ歯科技工士でも得意分野があり、入れ歯が得意な歯科技工士もいれば、詰め物や被せ物が得意な歯科技工士もいます。そのため、入れ歯を製作するときは入れ歯を得意とする歯科技工士に依頼したほうが、より患者さまのお口にフィットした入れ歯を作ることができるのです。
当院では入れ歯を得意とする、25年以上(※2019年現在)の経験のある歯科技工士が所属する歯科技工所に、その製作を依頼しています。
患者さまのお口に馴染む精密な入れ歯をお作りするため、信頼できる歯科技工所に依頼しております。
Point2様々な入れ歯を提供
一口に「入れ歯」と言っても、自費診療の入れ歯を含めると非常に多くの種類があります。
例えば保険の部分入れ歯は金属の留め具を使うので見た目の違和感がありますが、自費診療なら金属を使わないことでデメリットを解消できます。
ほかにもさまざまな種類がありますので、患者さまの多様なライフスタイルに合わせて入れ歯を提供することが可能です。入れ歯の作製をお考えの場合、ぜひお気軽に当院にご相談ください。
保険と自費の入れ歯はどちらがいいの?
保険の入れ歯は、歯ぐきと接する部分をプラスチック素材で作ることが決められています。そのため、強度を出すには厚みがなければいけません。厚みがあると食事の際に味や温度を感じにくく、食事が美味しくないと仰る患者さまもいらっしゃいます。また、お口に装着したときの違和感も大きく、入れ歯を使うこと自体が苦痛になってしまう場合もあります。
そのため当院では、より快適な入れ歯をお求めの患者さまには自費治療の入れ歯をご提案しています。自費治療の入れ歯なら、保険適用の入れ歯と違って豊富な素材の中から患者さまに合わせた適切な素材を選べます。歯ぐきと接する部分を金属にすれば薄くできるので、食べ物の味や温度を感じやすくなり、装着時の違和感も少なくなります。
また、自費治療の入れ歯は治療方法にも制限がありません。そのため、患者さまのご要望に応じて工程を増やし、より一層丁寧に製作することが可能です。特別な材料を使った精密な型取りや、噛み合わせを詳細に分析することにより、お食事やおしゃべりに困らない、外れにくい入れ歯をお作りできます。
保険と自費の比較
自費の入れ歯 | 保険の入れ歯 | |
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治療目的 | 噛み心地や味や温度を感じやすいかなどのお口の機能回復だけでなく使用感 | お口の機能の回復が目的。 |
メリット |
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デメリット |
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素材 | 通常の入れ歯の素材+金属(チタンなど) | レジン(歯科用プラスチック)に限定 |
費用 | 保険適用外となるので、高額になります | 保険適用のためコストが抑えられます |
特徴 |
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当院で提供している入れ歯
レジン床【保険】
「床」と呼ばれる平らな部分に、レジン(医療用プラスチック)を用いた入れ歯です。保険適用で安く入手できますが、レジンは強度を確保するためにある程度の厚みを必要とするので、レジン床入れ歯は装着時の違和感を伴いやすい特徴があります。
ノンクラスプデンチャー【自費】
金属のバネ(留め具)を使用しない、自然な見た目の入れ歯です。
保険適用の入れ歯では留め具を残っている歯に引っ掛けますが、留め具を使わないので残っている歯への負担が少なくなります。
保険適用の入れ歯と比べても安定性がよく、より快適に噛むことができます。
- 治療期間
- 2週間~1ヶ月
- 治療回数
- 3回~5回
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メリット
- 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らす効果が期待できます。
- 入れ歯の仕上がりもきれいに見えます。
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デメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります。
- 強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
- 土台となるご自身の歯に負担がかかります。
- 耐久性がやや劣るため、数年後に再作製が必要になる可能性があります。
入れ歯治療の流れ
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Flow01
現在使用中の入れ歯の調整
使用中の入れ歯がある場合は、お預かりし、調整します。
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Flow02
お口の中の検査
改めて、患者さまのお口の中を検査します。
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Flow03
説明
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
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Flow04
型取り
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
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Flow05
入れ歯の作製
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
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Flow06
入れ歯の完成
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
費用について
ノンクラスプデンチャー | 66,000~220,000円 |
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入れ歯を作ったあとは・・・
入れ歯は調整をしながら使っていくことを前提としています。
作製にあたっては精密さを追求していますが、しっかりフィットするには作製後にも微調整を行う必要があります。また、人間の歯ぐきは少しずつ変化していくので、人工物である入れ歯は、作製時にはぴったり合っていても少しずつ合わなくなっていきます。そのため、歯科医院で定期的に調整を受けることで、長く気持ちよく入れ歯を使うことができるのです。